銅条製品の生産実績と計画(2015年度第3四半期)

2016年1月20日

昨年1月から一貫生産を再開しました当社銅条製品について、生産数量の回復状況をお知らせします。今後も安定操業を継続し、本年も引き続き「パートナーとしての責任を果たせるメーカー」を目指して参ります。

銅条製品生産数量の四半期推移

銅条製品生産数量の四半期推移

2014年2月に発生した雪害による一貫生産の停止により、銅条製品の生産数量は雪害前比で約60%まで落ち込みましたが、2015年1月の一貫生産再開以降今年度第1四半期は雪害前比73%、第2四半期で同81%、その後第3四半期には市場環境が鈍化するなかで同85%まで回復しました。

今後の需要動向は、インフラ系、自動車・電子材料系とも予断を許さない状況ですが、「顧客サポート・ロジスティクス」のご提供に加え、アジアを中心とした海外市場への拡販、また純銅系製品の拡販を加速し、第4四半期には雪害前比89%程度の生産数量を計画しています。純銅系条製品についてはこの度、厚板対応の設備改造を実施し、製造可能範囲を広げ厚板・長尺対応を可能としました。

今後もインフラ/自動車市場への注力を中心に、無酸素銅やオリジナル銅合金等、当社の強みを最大限活かし、EFTEC-550など新製品の拡販に努め、雪害以前の生産量を上回るよう努力してまいります。

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