パワー半導体用新型冷却器の発売

2018年12月11日

当社は1980年代より、鉄道駆動用、太陽光発電用インバーターなどに使用されるパワー半導体用ヒートパイプ式冷却器パワーキッカーを販売しておりますが、鉄道車輛市場や太陽光発電市場は新興国を中心とした旺盛な投資意欲やエコロジーの流れ等より堅調な需要が見込まれています。
このたび、パワー半導体の熱を受ける受熱部材(注1)と、熱伝導部材(注2)であるヒートパイプとの熱接合を、従来の半田接合から、新たに開発した環境影響物質フリー接合技術に置き換え、2018年10月から販売開始いたしました。

(注 1)受熱部材
主にアルミニウムのブロック形状で、パワー半導体が取り付く機構(ネジ)、ヒートパイプを埋設する溝から構成される。

(注 2)熱伝導部材
熱伝導体のヒートパイプを、個別設計形状に整形の上、パワー半導体の熱を受ける受熱部材に熱接合し、冷却フィン側に熱を伝える。

背景

従来の半田接合は伝熱性能、強度面のバランスに優れているが、環境調和性とコストに課題が有り、代替技術開発に取り組んで来ました。このたび受熱部材とヒートパイプのみによる、カシメ接合技術を開発し、専用設計化しました。冷却フィン側の効率改善も図り、冷却器全体の性能は維持し、環境調和性向上・コスト削減・軽量化を実現しました。

内容


  • 受熱部材とヒートパイプのみによる、環境影響物質フリー専用カシメ設計を開発

  • 半田接合廃止で、半田材・受熱部材の表面処理不要、軽量化に寄与

  • 冷却フィン設置効率向上

  • 販売目標金額:5~7億円程度/年

製品のお問合せ先

古河電気工業株式会社
サーマル・電子部品事業部門
柳澤045-311-1951(直通)、川野03-3286-3435(直通)

関連リンク