EVエコランで「古河電工賞」を授与
~ 人材育成支援、ものづくり促進支援活動として ~

2019年10月8日

当社は、10月6日に開催されたEVエコラン(注1) “Econo Move 関西大会 2019” (World Econo Move Grand Prix(注2) 第3戦)において、人材育成支援とものづくり促進支援の観点から、自作のモータ&コントローラで参戦したチームの中から特に優れた評価のチームに対して古河電工賞を授与しました。同じ容量の電池で時間内にどれだけ遠くまで走れるかを競う省エネレースを通して、次世代のリーダーの育成を支援しています。

背景

ものづくり日本を根底から支える次世代のリーダーの育成は企業の努めでもあります。当社グループの古河電池(株)(本社:神奈川県横浜市保土ケ谷区星川2-4-1、代表者:小野 眞一、東証一部上場)は1994年から約25年間、EVエコラン1の一つ “World Econo Move Grand Prix”(運営本部:NPO法人 クリーン・エナジー・アライアンス 秋田県南秋田郡大潟村)の活動を運営面・技術面で支援してきました。この活動を通して、自動車産業を中心とした現在の日本の基幹産業で活躍しているリーダーを多く輩出してきました。当社は、この意志を引き継ぐため、グループ企業全体で継続的な支援をする取り組みとして、古河電工賞を創設しました。具体的には、事前に申請頂いたチームの中から、モータの独自デザインや将来性を感じるアイデア、安全性や走行結果に優れたチームを表彰します。

内容

10月6日 Econo Move 関西大会 2019

場所 堺カートランド(大阪府堺市南区)
参戦チーム 高校生、社会人 11チーム
古河電工賞 受賞チーム 東郷アヒルエコパレーシング

好天にも恵まれ、首位争いで盛り上がったレースは、 古河電工賞の受賞チームが優勝しました。

用語解説

(注1) EVエコラン:
同じ容量の電池で時間内にどれだけ走れるかを競うレース。モータの効率、車重の軽量化、チームワークなど総合的な力が試される。日本だけでなく、海外でもレギュレーションが違うレースが盛んに行われている。

(注2) World Econo Move Grand Prix:
スマートフォン約5台分の電池容量で時間以内にどれだけの距離を走れるかを競い合う。毎年、第1戦の秋田県大潟村で開幕し、宮城県菅生、大阪府堺市、千葉県成田市、沖縄で合計5戦が開かれている。

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