ダカールラリー2020でTeam Land Cruiser TOYOTA AUTO BODYに協賛
~品質・耐久性・信頼性の高さの証明~

2020年2月10日

  • ダカールラリー2020に参戦したトヨタ車体株式会社が運営する「Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY」にスポンサーとして協賛しました。
  • 市販車部門で参戦してきた同チームへの協賛は今回で15回目となります。
  • 同チームのラリーカーに当社のアルミ・ワイヤーハーネスが使用され、車体の軽量化による燃費の向上にも貢献しました。

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2丁目2番3号、代表取締役社長:小林敬一)は、2020年1月5日~1月17日に開催された「ダカールラリー2020 サウジアラビア」で、Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー、運営:トヨタ車体株式会社)に協賛し、同チームの市販車部門7連覇に貢献しました。

背景

「Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY」を運営するトヨタ車体株式会社は、「もっといいランドクルーザーづくり」を目的として、ダカールラリー市販車部門に挑戦し続けています。同社は2009年から使用済みてんぷら油を社内や近隣の学校・地域から集めて精製されたバイオディーゼル燃料などを使用し、環境啓発にも力を入れています。
今大会は初めて国土の大部分を砂漠が占めるサウジアラビアでの開催となり、ダカールラリーの原点である「冒険」への回帰をテーマに、約7800㎞のコースが設定されました。世界一過酷なモータースポーツとも言われるダカールラリーで磨いた技術は、一般車にも応用されています。
当社は、品質・耐久性・信頼性の高さの証明とも言えるトヨタ車体株式会社のラリー参戦活動に賛同し、ダカールラリー出場への協賛は今年で15年目を迎えました。

TEAM LAND CRUISER TOYOTA AUTO BODY
Photo by courtesy of Toyota Auto Body

内容

当社はトヨタ車体株式会社のラリーチーム「Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY」スポンサーとして協賛したほか、同チームのランドクルーザー200シリーズをベースとするラリーカーに、当社のアルミ電線を使用したワイヤーハーネスを供給しました。これにより、車体の軽量化を通して燃費を向上させ、同チームの「ダカールラリー 市販車部門」での7連覇達成に貢献しました。
燃料に用いられているバイオディーゼル燃料は、原料が植物由来となっているため、カーボンニュートラル、また生分解性の高さなどの観点から、環境に与える影響が小さいと言われており、燃費を向上させることは環境への負荷軽減にも寄与します。

ダカールラリーとは

アフリカに魅了されたフランス人冒険家ティエリー・サビーヌによって1979年に壮大なサハラ砂漠への挑戦として開催され、クロスカントリーラリーの最高峰であり世界一過酷なモータースポーツとして知られています。2020年大会は初めて国土の大部分を砂漠が占めるサウジアラビアでの開催となり、ダカールラリーの原点である「冒険」への回帰をテーマに、約7800Kmのコースで競技が繰り広げられ、前半は複雑なナビゲーションが求められ、後半は延々と続く砂丘を越えていくなど、アフリカで開催された当時の「パリダカ」を彷彿とさせる大会となりました。

古河電工のアルミ・ワイヤーハーネスとは

当社のアルミ・ワイヤーハーネスは車両内配線の軽量化に優れ、搭載車種が増えています。