米国データセンタ向け放熱・冷却製品の新たな主力工場として2021年度からフィリピンでの本格量産を開始
~ 国際的な調達需要の拡大・変化に対応した安定的な生産計画で成長市場に貢献 ~

2021年4月27日

  • 米国データセンタ向け放熱・冷却製品の新たな主力工場としてフィリピン工場が本格量産を開始
  • 成長する同市場において、国際的な調達ニーズの多様化に対応する生産体制を実現
  • データセンタを支える安定的な製品供給網を構築し、グローバルな情報通信社会の成長に貢献

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2丁目2番3号、代表取締役社長:小林敬一)は、米国データセンタ向け放熱・冷却製品の新たな主力工場として2019年に新設、2020年に追加投資を決定したフィリピン工場において、2021年夏から本格量産を開始いたします。成長を続ける同市場において、国際的な調達ニーズの多様化に対応するとともにBCPも見据え安定した製造体制の構築を図るものです。

背景

本工場で生産される放熱・冷却製品は、データセンタで使用される半導体(CPU等)の発熱問題を解決し、高度なデータ処理実現に資するもので、通信トラフィックの増大に伴い市場全体はさらに拡大する見通しにあります。近年、国際的な調達ニーズが多様化していることから、BCPも考慮した安定的な供給網の確立が強く求められています。

内容

名称 FURUKAWA ELECTRIC THERMAL MANAGEMENT SOLUTIONS & PRODUCTS LAGUNA, INC.
(フルカワ エレクトリック サーマル マネジメント ソリューションズ アンド プロダクツ  ラグーナ)
所在地 フィリピン国ルソン島Santa Rosa(サンタ ローザ)市Laguna Technopark(ラグーナ  テクノパーク)工業団地内
設立 2019年7月
社長 岡本 剛
資本金 約14億円
従業員数 368人(2021年3月31日時点)
敷地面積 約13,000m2(事務所含む)
事業内容 放熱・冷却製品(ヒートパイプ式ヒートシンク等)の製造

ヒートパイプ式ヒートシンク

古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

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