2023年 社長 小林 敬一 年頭所感
~ 社員向け要旨 ~

2023年1月4日

  • 従業員の皆さんへ3つのお願い:安全・健康第一、結果へのこだわり、対話の活用

あけましておめでとうございます。
新型コロナウイルス感染症の流行による影響はまだ残っているものの、日常生活はコロナ前に戻りつつあります。世界景気の低迷など刻々と変わる事業環境の中で、皆さんが何とか変化に対応しようと日々努力していただいていることに、心から感謝しています。今年の干支は「卯」であり、「努力が結実し成長飛躍する年」と言われます。
中期経営計画2022-2025「Road to Vision 2030 -変革と挑戦-」と「古河電工グループ ビジョン2030」の達成に向けて、自分たちのポテンシャルを信じてAgileに進んでいきましょう。

従業員の皆さんへ3つのお願い

安全・健康第一

安全と健康が最優先ということは、どのような状況下でも変わりません。当社では安全に働くために様々な取り組みを行っていますが、工場の入口に設置された安全の門をくぐる時に仕事へ気持ちを切り替える、職場でのツールボックス・ミーティング(注)で注意すべき点を意識する、そして作業前に指差称呼で実際の危険を確認して、意識を切り替えましょう。さらに一日の作業が終わった後、もう一度ツールボックス・ミーティングを行い、その日に感じた「ヒヤリ」や違和感を振り返ることで、翌日の安全に繋げましょう。

結果へのこだわり

変化の大きい時代において、当初目標を立てた時点から前提条件が変わり、結果として目標達成が厳しくなることもあります。しかし、そこで「仕方ない」と諦めては、個人としても組織としても成長はありません。Agileに状況に応じて計画と施策を見直していくことが重要です。ひとつの施策が下振れる場合は他の施策で挽回する計画を立てるなど、組織全体で目標を達成することへのこだわりを持ち、臨機応変に進めていきましょう。

対話の活用

変化の大きい時代こそ、色々な階層間での対話が重要です。双方向の対話により関係の質が良くなることで、変化を早く捉え、適切な対応策を決め、肚落ちして実行できるようになり、一人ひとりが成長します。その成長の総和が会社の成長です。自分は双方向の対話をしているつもりでも、相手はそう受け止めていないかもしれません。今一度自分自身の振る舞いを振り返ってみましょう。

(注) ツールボックス・ミーティング:職場で行う作業の打合せ。「ツールボックス=道具箱」の近くで行われるため、このように呼ばれる。

古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

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