東北大学と古河電工が連携拠点設置
~ 産学連携の強化による革新的萌芽技術の創出を目指して ~
- 東北大学と古河電工は、連携拠点を東北大学電気通信研究所内に設置しました。
- サステナブルな社会の実現に向け、産学連携の強化による革新的な萌芽技術創出を目指します。
【概要】
国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:大野英男 以下、「東北大学」)と、古河電気工業株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:森平英也 以下、「古河電工」)は、連携拠点『古河電工×東北大学 フォトニクス融合共創研究拠点』を、2023年4月1日、東北大学 電気通信研究所に設置致しました。
東北大学の学術的知見・総合力と、古河電工のコア技術を融合し、革新的な萌芽技術の創出により、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。
【詳細な説明】
背景
これまで東北大学と古河電工は、様々な分野で共同研究を実施し、優れた成果を上げてきました。
今回の取り組み
この度、分野を横断した総合的技術融合・技術創出を一層推進するため、東北大学の「共創研究所」制度(注)を活用し、学内に連携拠点を設置致しました。
本連携では、古河電工のコア技術である「メタル」「ポリマー」「フォトニクス」「高周波」について、高度化していく情報社会基盤に不可欠なフォトニクス分野を基軸として、東北大学の関連部局と横断的に連携・融合を図ることにより、新たな発想で革新的な萌芽技術の創出、および高度な専門人材の育成を行います。
古河電工からは、社員1名が東北大学特任教員として勤務し、最新の技術開発動向の調査や、東北大学による研究成果の情報収集、並びに技術の融合による社会課題解決に資する研究テーマの創出、共同研究の推進等を行い、古河電工が実施する今後の各施策へと反映していきます。
- 名称
古河電工×東北大学 フォトニクス融合共創研究拠点 - 目的
サステナブルな社会の実現のための革新的萌芽技術の創出 - 活動内容
- 革新的技術開発
フォトニクス分野を基軸に、分野横断的研究活動を通じ、革新的技術開発を推進 - 人材育成
工学的素養を有し、異分野との融合的・創造的思考を実践できる人材の育成
- 革新的技術開発
- 運営体制
- 運営総括責任者:
東北大学 電気通信研究所 島田 道宏 特任教授(研究)
(古河電工 研究開発本部アドバイザー) - 運営支援責任者:
東北大学 電気通信研究所 廣岡 俊彦 教授
- 運営総括責任者:
- 設置場所
東北大学 電気通信研究所 本館(片平キャンパス内) - 設置期間
2023年4月1日~2026年3月31日
用語説明
(注)
共創研究所
東北大学内に企業との連携拠点を設けるとともに、東北大学の教員・知見・設備等に対する部局横断的なアクセスを可能とすることで、共同研究の企画・推進、人材育成等、多様な連携活動を促進する制度
問い合わせ先
東北大学 産学連携機構 産学共創推進部
E-MAIL: sangaku-suishin@grp.tohoku.ac.jp
古河電気工業株式会社
広報部 村越
E-MAIL: fec.pub@furukawaelectric.com
古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
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