2024年度入社式 社長 森平英也 挨拶
~ 一人ひとりの活躍の総和を古河電工グループの持続的成長へ ~

2024年4月1日

皆さん、入社おめでとうございます。古河電気工業社長の森平です。
本日、希望に満ちた新入社員の皆さんを古河電工グループに迎えることができ、大変喜ばしく思っています。心からのお祝いと歓迎の意を表します。
当社は、古河電工グループ ビジョン2030の達成を目標としています。このビジョン2030は、2030年に我々がありたい姿をゴールとして創りあげたもので、「地球環境を守り」「安全・安心・快適な生活を実現する」ため、「情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る」ことを掲げています。この壮大な目標の達成を通じて、当社グループが社会課題の解決に無くてはならない企業グループになることを目指しています。
当社は今年創業140年を迎えました。長きにわたり発展することができたのは、諸先輩方から理念、文化、伝統を引き継ぎながら、常に世の中の環境変化に対応し、社会やお客様の要求、期待に応え続け、その信頼を得てきたからです。
世の中から必要とされる企業グループであり続けるためには、我々の強みや我々に求められていることを理解し、どのように強みを生かして要求に応えていくか、また、強みをさらに伸ばすにはどうしたらよいかを明確にして、実際に動くことが必要だと思います。この点を、私を含め全員で考えて行動していきたいと思います。また、本日から仲間となった皆さんの成長と挑戦がビジョン2030達成の推進力となることを大いに期待しています。共に進んでいきましょう。

代表取締役社長 森平 英也

代表取締役社長 森平 英也

新入社員の皆さんに3つのお願い

安全と健康を第一に行動する

事業継続の大前提は「安全」です。社員の誰一人も災害にあわずに過ごすこと、安全が確保されていることは、当社グループが成長を続けるために欠かせません。また新型コロナウイルス感染症の流行に際しては「健康」の尊さを改めて実感しました。素晴らしい能力があっても、身体的・精神的・社会的に良好な状態でなければ、その能力を存分に発揮することはできません。安全で健康に働くことができれば、より充実した社会人生活となるはずです。そして、社会の一員として守るべき決まりであるコンプライアンスを遵守することも必要です。「安全」「健康」「守るべき決まりは必ず守る」の3つが我々の事業活動の基盤であり、最優先事項であることを常に意識してください。

対話を通じて信頼関係を強め、チームで課題に挑む

挑戦には失敗がつきものと言われます。自ら考え、動いてみても分からないことや自分だけでは成し得ないことに取り組むときには、上司や先輩、同僚といった周囲の力を遠慮なく借りてください。お互いを尊重し、対等な立場で率直に話し、そして聴く。そうした活発なコミュニケーションによって、信頼関係や一体感が生まれ、組織をまたいだ活動が広がり、世の中の変化に負けないスピードで今まで以上に成果を生み出せるようになります。古河電工グループの一員として、仲間との活発な対話によって信頼関係を強め、チームで課題に挑んでください。

ありたい姿に挑戦する

一人ひとりがそれぞれの立場で自らの課題に挑戦することは、将来の成功や個々人の成長、ひいては組織の成長の種となり、芽となります。自分自身の「ありたい姿」を描き、今の自分に足りないものを認識し、仕事や自己啓発を通じてそのギャップを埋めていきましょう。最初は漠然としてイメージが湧かないかもしれませんが、まずは自分自身と周囲の方々との違いを認識し、上司や先輩のアドバイスなども参考にしながら、ご自身のありたい姿を徐々に思い描いてみてください。そして大胆に、失敗を恐れず、粘り強く夢に挑んでいきましょう。

当社の創業者 古河市兵衛の言葉「3つの大切」

古河市兵衛が語っていたのは、「従業員を大切にせよ。お客様を大切にせよ。新技術を大切にせよ。そして社会に役立つことをせよ。」という言葉です。当社が1884年の創業以来、140年にわたり発展することができたのは、この言葉を我々のDNAとして大切に引き継ぐことができているからだと考えています。皆さんもこの「3つの大切」をしっかりと受け継いでいただき、ともに未来を作る一員として、社会に役立つことをしていきましょう。

ようこそ、古河電工グループへ。皆さんの活躍を大いに期待しています。

古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

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