電力用ケーブル保護管「SFVP®」向け施工管理アプリケーション「F-pipeVision™」を提供開始
~ 曲がり配管の曲率半径や掘削溝の深さを非接触で測定し、施工現場の省力化に貢献 ~

2025年8月29日

  • iPhone/iPad搭載のLiDAR機能・AR技術を活用し、曲がり配管の曲率半径や掘削溝の深さを測定
  • 帳票作成機能により、作成した帳票と撮影画像を一体化して出力することで自主管理資料として利用可能
  • アプリの提供により、高効率な非接触測定から資料作成までを一元化し、施工現場の省力化に貢献

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)は、再生可能エネルギーの地中送電に最適な電力用ケーブル保護管「SFVP®」向け(注1)に開発した埋設管施工管理アプリ「F-pipeVision™」の提供を開始します(注2)

背景

2050年カーボンニュートラル実現に向けて、洋上風力発電など再生可能エネルギーの普及拡大が期待されるなか、発電適地から各電力会社の系統につなげるため数十kmにおよぶ送電線路(自営線)を設置する必要があり、敷設コストや建設現場の人手不足が課題となっています。当社では、これらの課題を解決すべく、再生可能エネルギーの地中送電に最適な電力用ケーブル保護管SFVP®を2024年1月より販売しています。
施工現場では、曲がり配管の線形管理や掘削溝の寸法測定を行う必要がありますが、作業者は掘削溝に降りて検測棒や測深棒などを用いた手法で測定しているため負担が大きく、これに代わる効率的で非接触型の測定方法が求められています。

内容

本アプリケーションは、iPhoneまたはiPadに搭載されたLiDAR機能(注3)とAR技術を活用し、撮影画像から曲がり配管の曲率半径や掘削溝の深さを非接触で効率的に測定することができます(注4)。また、帳票作成機能を用いて、作成した帳票と撮影画像(測定結果)を一体化してPDF形式で出力でき、それを自主管理資料として利用することにより書類作成業務の手間も省けます。本アプリケーションの提供を通じて施工管理業務のDX化を支援し、高効率な非接触測定から資料作成までを一元化することで、施工現場の省力化に貢献します。
当社は今後も電線ケーブル用可とう管路材のトップメーカとして埋設管・露出管や関連製品の技術開発に取り組み、信頼性の高い製品とサービスを提案してまいります。

電力用ケーブル保護管 SFVP®

SFVP®は、当社が1967年から提供する地中埋設管エフレックス®シリーズの製造で蓄積した、構造設計に関する知見や材料研究の成果および樹脂成型技術を活かし開発した、再エネ地中送電の特別高圧ケーブル対応の電力用ケーブル保護管です。独自設計により外から力が加わったときにたわむ性質を抑え、優れた通線性を有する構造となっており、特別高圧電力ケーブルの保護に適しています。また、従来の塩ビ管と比べて重量が約1/3と軽量で取り回し性に優れ、加工も容易です。曲がり管を必要とせずに施工が可能で、省力化にも貢献します。

(注 1)電力用ケーブル保護管「SFVP®」向けに開発された本アプリは、当社の他関連管路製品でもご利用いただけます。

(注 2)本アプリはSFVP®をご購入いただいたお客様のうち、利用を希望される方に対し、当社が個別にログインアカウントを期間限定で発行し、無償提供いたします。

(注 3)レーザー光を使用し対象物までの距離を測定する技術。iPhone 12 Pro/ iPad Pro以降のモデルに搭載(2025年8月現在)。

(注 4)本アプリは、使用環境によって誤差が生じる場合があり、計測結果や精度を保証するものではありません。

『SFVP』『エフレックス』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。
『F-pipeVision』は古河電気工業株式会社の商標です(出願準備中)。

古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。仕様、価格、サービス内容などの情報は予告無しに変更される場合があります。あらかじめご了承ください。

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