古河電工産業電線 甲府工場の閉鎖について

2013年9月3日

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当社子会社の古河電工産業電線株式会社(本社:東京都荒川区、社長:服部 吉孝、以下「FEIC」)は、2013年9月末にFEIC甲府工場(山梨県甲府市)の操業を全面的に停止し、閉鎖することを決定しました。甲府工場での操業は停止しますが、生産品については国内外の工場で生産し、供給を継続します。

工場閉鎖の背景と内容

これまで、甲府工場では収益改善のため、収益性の低い事業からの撤退など構造改革を進めてきましたが、国内需要の低迷や価格競争の激化に伴い、単独で工場を維持することが困難になっていました。このため、高機能で収益性の高い製品を中心に他工場へ生産シフトし、工場を閉鎖することとしました。従業員はFEICの他工場を中心に配置転換します。

他工場への製造品目移管・集約によって、生産性の向上や固定費の削減を実行し、損益改善をはかります。不要になる製造設備・建屋の廃却や人員再配置に伴う経費の発生により損失が見込まれますが、現時点での額は未定です。また、工場跡地については売却の方向で検討中です。

今後、海外生産拠点を中心としたOEM生産を進め、海外生産シフトを推進していきます。