ミャンマーで現地法人の開所式を開催
~情報通信インフラ構築での貢献を目指して~

2016年5月31日

当社は、ミャンマーに通信工事を中心とするソリューション事業を行う現地法人Furukawa System & Solutions Myanmar (ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市 社長;桑山毅、以下FSSM社)を設立し、このたび開所式を開催しました。

背景

ミャンマー連邦共和国は2010年の民政移管後、国際的な経済制裁措置が緩和されたことに伴い、海外からの投資機運が高まっており、今後の経済成長が期待されています。特に経済成長の基礎となる各種インフラ整備が急速に実行されています。

情報通信分野においても、携帯電話の普及率を早急に高める方針が打ち出され、官民での取組みが進み始めており、情報通信インフラの整備は様々な施設内の情報通信基盤の構築につながるとみられています。

内容

FSSM社はミャンマー国内の情報通信インフラ構築に対して、エンジニアリングを中心として事業活動を行うことを目的として、2015年12月に営業認可を受けましたが、このたび本年5月19日に同国ヤンゴン市内にて、開所式を開催しました。

開所式には、樋口駐ミャンマー日本国特命全権大使をはじめ、ミャンマー日本商工会議所会頭他、日系企業並びにミャンマー国内企業関係者が多数出席しました。

当社取締役会長の吉田政雄は、「本日、古河電工グループのミャンマー初の拠点となるFSSM社の開所式を開催できることは誠に光栄です。高いエンジニアリング技術力と迅速なサービスにより、ミャンマー連邦共和国の経済と社会のさらなる発展にお役立ちできることを強く願っています。」と表明しました。

樋口駐ミャンマー日本国特命全権大使(左から3人目)
吉田古河電工会長(左端) 桑山FSSM社長(右端)

また、FSSM社社長の桑山毅は、「古河電工というとケーブル等材料のご提供が主な事業と思われるかもしれませんが、弊社はテレコミュニケーション関係の設計、施工、メンテナンス等の技術サービスを主な事業としており、お集まりの皆様方の事業活動にご協力させて頂けると確信しております。」と抱負を述べています。

新会社概要

会社名 Furukawa System & Solutions Myanmar Co.,Ltd.
事業内容 情報通信ネットワーク設計、通信工事 コンサルタント業務 等
株主 古河電工49%、Thai Furukawa Unicomm Engineering Co.,Ltd 51%