ソリューション事業に注力、ブラジル拠点の社名を変更
〜ブランド価値向上を目的としてFEL社へ社名変更〜

2017年3月30日

当社は、ブランド価値向上を目的として、中南米における情報通信の事業拠点であるFurukawa Industrial S.A. Produtos Electricos(ブラジル連邦共和国パラナ州 社長;Foad Shaikhzadeh、以下FISA社)の社名を本年4月にFurukawa Electric LatAm S.A.へ変更することを決定しました。

背景

FISA社は、当社が1974年に米カイザー社傘下のブラジルにおけるアルミニウム電線工場を三井物産株式会社と共同で買収したことによって発足しました(当初の出資比率 当社;51%、三井物産;49%)。その後、1977年に同国パラナ州に通信ケーブル工場を設立し、2007年には三井物産の株式持分を当社が全て買い取り、当社100%子会社化しました。
現在、同社はアルゼンチンやコロンビア、メキシコにも製造拠点を設立しており、中南米全体にその活動の場を広げています。

内容

このたび当社は、既にブラジルで情報通信事業会社として広く認知されている当社グループのブランドを中南米地域全体に浸透させ、情報通信事業以外の事業展開も視野にその価値向上を図ることを目的として、本年4月1日付でFISA社の社名をFurukawa Electric LatAm S.A. (FEL「エフ・イー・エル」社)へ変更することを決定しました。
今回の社名変更に際し、情報通信ソリューション統括部門長の中村俊一は次のように語っています。「当社の中南米拠点は、近年、通信ケーブル、光ファイバケーブル、LANケーブル、その関連部品・機器を顧客のニーズに合わせて提供するソリューション事業に注力しており、当社グループのブランド価値向上は事業推進に必須となっています。今回の社名変更を契機として、情報通信事業のグローバル展開を更に強力に進め、世界の情報通信インフラの普及、高度化に貢献するとともに、当社グループの事業拡大にも寄与して参ります。」

FISA社

FISA社