メキシコに情報通信向けソリューション製品の製造拠点を新設
~北米拠点が提供する高付加価値品を補完~

2017年12月13日

当社は、当社グループのFurukawa Electric LatAm S.A.(ブラジル連邦共和国パラナ州 社長;Foad Shaikhzadeh、以下 FEL社)を通じて、情報通信市場向けの各種ソリューション製品の製造拠点をメキシコに新設し、本年12月8日に開所式を開催しました。

新拠点は、メキシコ合衆国バハ・カリフォルニア州の州都メヒカリ市に立地し、光ファイバケーブルとコード、付属品などを製造し、当社グループの米国拠点OFS(アメリカ合衆国ジョージア州)が提供する高付加価値製品を補完する機能を有します。
当社執行役員常務 兼 FEL社社長のFoad Shaikhzadeh(ホアジ・シャイクザデー)は、「今回の新拠点設立によって、情報通信市場向けソリューション製品における当社グループのプレゼンスをさらに強化します。」と表明しました。
また、「新拠点は地理的に米国に近く、物流面での利点があります。その上、太平洋に近い立地は他の大陸への輸出にきわめて有利です。技術研究施設や質の高い労働力が利用しやすい環境でもあります。」と利点をあげています。

左より、Foad Shaikhzadeh(当社執行役員常務 兼 FEL 社長)、Gustavo Sanchez Nasquez 様(Mexicali 市長)、Francisco Rueda Gomez 様(Baja alifornia 州政府 事務総長)、中村俊一(当社執行役員常務)、Sergio Tagliapietra 様(IVEMSA 社長 兼 CEO)

左より、Foad Shaikhzadeh(当社執行役員常務 兼 FEL 社長)、Gustavo Sanchez Nasquez 様(Mexicali 市長)、Francisco Rueda Gomez 様(Baja alifornia 州政府 事務総長)、中村俊一(当社執行役員常務)、Sergio Tagliapietra 様(IVEMSA 社長 兼 CEO)

北南米での情報通信市場の需要に対応するため、当社はすでに米国のほかにブラジルとアルゼンチン、コロンビアに生産拠点を設立しています。当社グループは、1997年にメヒカリ市で自動車部品を製造するFurukawa Automotive Mexicoを設立しており、Foad Shaikhzadehは「メヒカリ市で二つ目の拠点開設は、この地域の経済、社会、技術の発展に向けた投資を促進するでしょう」と述べています。

新会社概要

社名 Furukawa Electric Industrial Mexico(FEIM)
社長 Foad Shaikhzadeh(当社執行役員常務)
資本金 100 千米ドル(当社グループ100%)
操業開始 2017年12月8日