産業用レーザ　トレーニングセンター開設
～レーザ加工設備の稼働率向上を目指して～

2019年11月29日

当社は千葉事業所内に、ファイバレーザ発振器のメンテナンス・保守スキルの向上をご希望のお客様に向けて、トレーニングセンターを開設しました。自動車や船舶などの軽量化や複雑なデザインが必要な分野で、高度な金属加工のニーズに応えるため、技術者の育成を支援していきます。

背景

製造設備の装置メンテナンス・保守による稼働停止は、著しく生産性が落ちる要因となり、生産技術部門にとって稼働停止時間の短縮は非常に重要な課題です。
当社のファイバレーザは、ファイバなどの基幹部品や製造ライン用の光ファイバ融着接続機にいたるまで、すべて古河電工グループ内で開発・製造されています。その技術の蓄積のノウハウが、トラブルシューティングや復旧作業の効率化に大きく活かされています。
そこで、より一層の稼働停止時間短縮を望まれるお客様向けに、トレーニング環境を構築し、実践プログラムをご提供する運びとなりました。

産業用レーザ　トレーニングセンター概要

  • 実機を使用した実践的なトレーニングプログラムをご用意
  • お客様のご要望に合わせたプログラム、お客様工場における出張トレーニングにも対応します。
  • プログラムの詳細および費用に関しては、下記までお問い合わせください。

　古河電気工業株式会社　千葉事業所内
　ファイテル製品事業部門　カスタマーサポートセンター
　0436-42-1666

トレーニングプログラム概要

  • レーザの取扱注意点に関するレクチャー
  • ファイバレーザの原理・構成に関するレクチャー
  • 光ファイバ接続（融着機を用いた融着演習）
  • 各種光ユニットの着脱・調整
  • 電源・電装部品交換
  • 各種トラブルシューティング

備考

12月4日～6日に千葉　幕張メッセで開催される「光・レーザー技術展」の古河電工ブースにおいて本内容を展示します。

関連リンク

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