AIを活用した道路附属物点検表作成サービス「みちてんスナップ」の提供を開始
〜ドライブレコーダーの映像から道路附属物の位置や属性情報を検出し、点検表を自動作成〜

2020年6月25日

古河電気工業株式会社
株式会社ゼンリンデータコム

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林敬一、以下古河電工)と株式会社ゼンリンデータコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:清水辰彦、以下ゼンリンデータコム)は、ドライブレコーダーの映像と独自の人工知能(AI)技術を活用して、道路標識・照明・カーブミラーなどの小規模道路附属物の位置や属性情報を検出し、定期点検の記録様式である点検表を自動作成するサービス「みちてんスナップ」の提供を開始しました。
これにより、従来は人海戦術で対応していた道路附属物の点検・維持管理を、時間や人手をかけず低コストで簡便に行うことを可能にしました。今後も両社は、自治体が直面しているインフラ設備のメンテナンスにおける課題の解決と安全・安心に生活できるまちづくりに貢献するサービスを提供して参ります。

「みちてんスナップ」紹介サイト

市販のドライブレコーダーを取り付けた車両で点検対象道路を走行。走行動画データを「AIによる道路附属物画像認識技術」により解析し、国土交通省の点検要領に基づいた道路附属物の点検表を作成します。点検表にはゼンリンの詳細な地図データを活用し、道路附属物の正確な位置を把握することでより効率的な作業が可能になります。

古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、「世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。」を基本理念に掲げて、4つのコア技術(メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波)を軸に、事業活動をしています。さらに、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、当社グループの事業領域を明確にした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定し、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。

本システムのお問合せ先

古河電気工業株式会社 営業統括本部 新事業創出統括部
TEL.(03)3286-3577
担当:鈴木(080)5038-6851、野村(080)1339-2796
E-mail: fec.smartinfrastructure@furukawaelectric.com
対応時間:平日9時~17時

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