デジタルコヒーレント通信用DFBレーザーアレイ型狭線幅波長可変レーザーが第13回「レーザー学会産業賞」優秀賞を受賞
〜 日本国内レーザー関連産業の発展への貢献が高評価 〜

2021年4月22日

  • 当社デジタルコヒーレント通信用狭線幅波長可変レーザーが「レーザー学会産業賞」を受賞
  • 2000年からの波長可変レーザーの技術開発による関連産業の発展への貢献が高く評価
  • 今後も通信用レーザーの開発・製造を通じて真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2丁目2番3号、代表取締役社長:小林敬一)のデジタルコヒーレント通信用DFBレーザーアレイ型狭線幅波長可変レーザー(以下、波長可変レーザー)が、第13回「レーザー学会産業賞」優秀賞を受賞しました。この賞は、レーザーに関する製品・技術の開発から実用化、普及まで、日本国内のレーザー関連産業の発展に貢献した企業に与えられるもので、優秀賞は特にレーザー関連の産業技術としての技術力の高さと市場実績を評価されたものです。

内容

当社は、2000年から波長可変レーザーの研究開発を開始し、モノリシック集積を可能にした半導体技術や樹脂接着を用いた小型パッケージ技術、低雑音制御回路技術の開発により、世界最高水準の高出力・高波長安定性に優れるデジタルコヒーレント通信用の狭線幅波長可変光源を実用化してまいりました。2012年の販売開始以来、国内およびグローバルでの高いシェアを有しています。今回は、これまでの販売実績が評価され、第13回「レーザー学会産業賞」優秀賞を受賞しました。本格的な5Gの普及に伴い今後も伝送容量の更なる拡大が予想されており、次世代光通信のキーデバイスとされる波長可変レーザーは多くの経済的効果を生み出すことが期待されています。

当社は、今後も高性能なレーザー光源製品の研究・開発・製品化を行い、光通信の発展を通じて真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

古河電工の波長可変レーザー

古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

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