らくらくアルミケーブル® NETISに登録
~ 公共工事での省力化・効率化に期待 ~

2022年4月26日

古河電気工業株式会社
古河電工産業電線株式会社
SFCC株式会社

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2-6-4、代表取締役社長:小林敬一)と古河電工産業電線株式会社(本社:東京都荒川区東日暮里6-48-10、代表取締役社長:小塚崇光)が開発・製造し、SFCC株式会社(本社:神奈川県川崎市川崎区日進町1-14、代表取締役社長:黒須光明)が販売する高機能型低圧アルミ導体CVケーブル「らくらくアルミケーブル®」(注1)が、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録されました。

(注 1)2020年4月より、「らくらくアルミケーブル®」は、昭和電線ホールディングス株式会社と古河電気工業株式会社の共同出資による販売会社であるSFCC株式会社の統合ブランド(SWCC・FURUKAWA)となりました。

内容

このたび、らくらくアルミケーブル®が、国土交通省管轄の新技術情報システム「NETIS」に登録されました。NETIS(New Technology Information System、新技術情報提供システム)とは、国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有および提供を目的として整備したデータベースシステムです。民間事業者などにより開発された有用な新技術の公共工事などにおける積極的な活用を推進するために運用されています。
NETISに登録された技術を採用することにより、施工者様には工事成績評定点や総合評価方式の技術評価点向上などのメリットがあります。ケーブル導体にアルミニウムを採用したらくらくアルミケーブル®は、一般的な銅導体ケーブルと比較して30%~50%軽量で、かつ、柔らかいので使い勝手がよく、延線作業の効率化を実現できることから、これまで300件を超える建設現場で採用されています。今回のNETIS登録を受け、らくらくアルミケーブル®の公共工事への更なる展開が見込まれます。
また、3月28日に国土交通省大臣官房官庁営繕部が公開した令和4年版公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)(注2)にも、電線類としてアルミ導体ケーブル「EM-アルミCEケーブル(EM-AL-CE/CET)」が追加されました。

NETIS登録情報

NETIS番号 KT-220002-A
新技術名称 高機能型低圧アルミ導体ケーブル『らくらくケーブル』
登録日 2022年4月1日

「らくらくアルミケーブル®」の特長

「らくらくアルミケーブル®」とは、導体にアルミニウム、絶縁被覆に柔軟性架橋ポリエチレンを採用した高機能型低圧CVケーブルです。「かるい」「かんたん」「柔らかい」に加えて、「識別容易」「安定価格」といった特長があります。端末処理を安心して行っていただけるよう、専用圧縮・圧着端子、端子台、端末処理の専用工具をご用意し、「らくらくアルミケーブルシステム®」としてケーブルからつなぎ込みまでを一貫したシステムとしてお客様に提案しています。


『F-ALCON』『らくらくアルミケーブル』『らくらくアルミケーブルシステム』は古河電工の登録商標です。


古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

製品に関するお問い合わせ

SFCC株式会社
管理本部
TEL:044-223-0580

ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。仕様、価格、サービス内容などの情報は予告無しに変更される場合があります。あらかじめご了承ください。