IEEE Photonics Society “Women in Photonics Excellence Award”の初代受賞者決定
~ フォトニクス分野にてダイバーシティ&インクルージョンを推進 ~

2023年11月20日

  • 当社がスポンサーとなり、IEEE Photonics SocietyにWomen in Photonics Excellence Awardを新設
  • 本賞の初代受賞者にコロラド州立大学のカルメン・メノーニ特別教授が選定
  • 本賞のスポンサーを通じ、フォトニクス分野のダイバーシティ&インクルージョンを推進

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)がスポンサーとなるIEEE Photonics Society Women in Photonics Excellence Awardの初代受賞者への授賞式が11月13日にIEEE Photonics Conferenceにて行われました。

背景

IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)は電気・電子・情報工学およびその関連分野から構成される、世界中で42万人以上の会員を擁する世界最大の学会組織で、IEEE Photonics Societyは本学会のフォトニクス領域を担う分科会です。
当社は、通信用半導体レーザをはじめとしたフォトニクス分野にて事業展開や学会活動をグローバルに行っています。また、ダイバーシティ&インクルージョンの観点から女性の活躍を推進し、令和4年度に「なでしこ銘柄」(注)に選定されています。
フォトニクス領域における貢献の一環として、当社はIEEE Photonics Societyにおいて、女性主導の卓越した技術的、教育的、また社会的貢献を表彰するため、当社がスポンサーとなって”Women in Photonics Excellence Award”を設立しました。

内容

本賞の表彰式が11月13日に米国フロリダで開催されているIEEE photonics Conferenceにて行われました。受賞者は、コロラド州立大学のカルメン・メノーニ特別教授です。授賞理由は、重力波検出器や超高強度レーザへのアモルファス酸化物コーティングの科学と応用への先駆的貢献、ならびに学生や若い専門家の参加を促進する模範的なリーダーシップに対してです。
本賞のスポンサーを通じ、当社はフォトニクス分野での貢献とダイバーシティ&インクルージョンの推進を継続してまいります。

関係者コメント

メノーニ特別教授:
Women in Photonics Excellence Awardの最初の受賞者となることを光栄に思います。私たちの分野における女性の貢献と影響を表彰するこの賞を創設した古河電工とIEEE Photonics Societyに感謝します。
古河電工 代表取締役社長 森平英也:
メノーニ特別教授は、様々な側面からフォトニクス分野に多大な貢献をされています。古河電工は、IEEE Photonics Societyと協力してWomen in Photonics Excellence Awardを創設し、支援できることを嬉しく思います。

(注) なでしこ銘柄:経済産業省と東京証券取引所が共同で、平成24年度より「女性活躍推進」に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定しています。

古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

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