CDP「サプライヤーエンゲージメント評価」リーダーボードに選定
~ 温室効果ガスのサプライチェーン排出量の取り組みが高評価 ~

2025年7月16日

  • 国際的な環境NGOのCDPから、サプライヤーエンゲージメント評価で5回目のリーダーボードに選定
  • 温室効果ガスのサプライチェーン排出量の把握、透明性、目標設定、行動に関する取り組みが高評価
  • 古河電工グループ ビジョン2030達成に向け、引き続きESG経営を推進

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)は、国際的な環境NGOのCDPより、サプライチェーン全体に対する気候変動に関する取り組みとその情報開示が特に優れている企業と評価され、最高評価Aの「リーダーボード」に選定されました。サプライヤーエンゲージメント評価(SEA)は、気候変動問題に対する企業のサプライチェーンへの働きかけを評価し、バリューチェーン内での企業間連携を促進する指標です。

背景

当社グループは「古河電工グループ ビジョン2030」の達成に向けて、ESG(環境・社会・ガバナンス)を基軸とした中長期的な企業価値向上を目指すESG経営の強化に取り組んでいます。その一環として、2021年3月に「古河電工グループ 環境ビジョン2050」を策定し、脱炭素化社会への貢献に向け活動を推進してきました。2023年7月にはSBT WB1.5℃(注)の認定も取得しています。さらに2025年3月には、脱炭素社会へのさらなる貢献を目指し「古河電工グループ 環境ビジョン2050」を改定しました。

内容

このたびCDPより、当社グループの温室効果ガスのサプライチェーン排出量の把握、透明性、目標設定、行動に関する取り組みが高く評価され、CDP2024「サプライヤーエンゲージメント評価のリーダーボード」企業に選定されました。今回で5回目となります。
今後も事業所や工場における省エネ活動はもとより、一世紀にわたり継続利用している水力発電の有効活用や太陽光発電等の再生可能エネルギーの導入を進めます。2050年温室効果ガスネットゼロ実現に向け、当社グループはバリューチェーン全体で温室効果ガス排出量ネットゼロを目指します。

(注) SBT1.5℃:世界の気温上昇を産業⾰命前より1.5℃を⼗分に下回る⽔準に抑える温室効果ガス削減目標

関連ニュースリリース(気候変動に対する当社の取り組みと評価)

古河電工ホームページ 「サステナビリティ」ページ

CDPについて

CDPは、機関投資家が連携し、企業に対して気候変動への戦略や具体的な温室効果ガスの排出量に関する公表を求めるプロジェクトを運営する団体です。

CDPサプライヤーエンゲージメント評価(SEA)について

SEAは、気候変動問題に対する企業のサプライチェーンへの働きかけを評価し、バリューチェーン内での企業間連携を促進する指標です。A評価企業を、CDPはSEAリーダーボードとして公表しています。

古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

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関連リンク