FITEL® SmartFuseソフトウェアによる複合ファイバの接続自動化を発表
〜最適な接続を実現するソフトウェアの新機能〜

2013年3月18日

OFS 

2013年3月18日カリフォルニア州アナハイムOFC/ NFOEC 2013ブース2627 − OFSは、古河電工のFITEL® SmartFuse融着接続ソフトウェアについて、表面適合調整の自動最適化と新しい効果的なライブファイバ接続法による機能拡張を発表しました。

FITEL SmartFuseは、ファイバを接続する前に2つの端面の最適な状態を探ることにより、生産性を拡大する接続端面調整ソフトウェアです。ファイバ径が大きくなると、わずかに角度がついているなど、不完全な端面が少なからず発生します。FITEL SmartFuseは、端面の角度を計測し、2つの端面が最適な接続状態になるようファイバを回転させて融着を行います。これらはすべて自動で行われ、この新機能により、これまでは即座に拒否されていたか、かなりの時間をかけて手動で調整しなければならなかった切断角度であっても容易に接続が可能になります。

FITEL SmartFuseソフトウェアに採用された新しいライブファイバ接続法は、目的志向型の自動最適化により、接続作業時間を大幅に短縮します。それだけでなく、機械のモータのバックラッシュを解決しモータの動きを滑らかにすることで、予めファイバの調整量を計算し、ファイバ接続による挿入損失を最小限に抑え、電力を最大限に確保することが可能になります。アーク継続時間は決まっていません。FITEL SmartFuseソフトウェアが挿入損失を最小限に抑えるため、あるいは電力を最大限に確保するために必要な継続時間を自動的に計算するためです。

FITEL SmartFuseは、現場、研究所、工場での接続効率を高めることを目的とした、接続と挿入損失や接続画像を含む接続データ管理の自動化を実現するソフトウェアです。また、接続法の管理とカスタマイズ、接続効率の分析、高度な各種接続作業などの機能も付属しています。

OFSについて

OFSは光ファイバ、光ファイバケーブル、FTTX製品、光接続製品、及び特殊フォトニクス製品の設計、製造、及び供給における世界トップレベルの企業です。我々の製造部門及び研究部門が一丸となり、様々なアプリケーションが世界中の人々や機械を結びつける際に、その間を横断する革新的な製品及びソリューションを提示します。大陸間、都市間、近隣間、そして家庭及び企業のデジタル消費者に対し、我々は適切な光ファイバ、光ケーブル、及び効率的で費用効果の高い伝送のためのさまざまな部品を提供しています。

OFSの会社としての歴史は1876年まで遡り、その中にはAT&T(ニューヨーク証券取引所:T)やルーセント・テクノロジーズ(現アルカテル・ルーセント:ニューヨーク証券取引所:ALU)といった技術大手も含まれます。現在OFSは、光通信において数十億ドル規模の事業を有し、世界的リーダーである古河電工の所有となっています。

OFSはアメリカ合衆国ジョージア州ノークロス(アトランタ近郊)に本社を置き、コネティカット州エイボン、ジョージア州キャロルトン、ニュージャージー州サマセット、マサチューセッツ州スターブリッジ、及びデンマーク、ドイツ、ロシアに拠点を有する、世界的企業です。

OFSの詳細については、ウェブサイト(http://www.ofsoptics.com)をご覧ください。

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