数モードファイバシリーズを発売
〜空間分割多重化を想定〜

2013年3月18日

OFS 

2013年3月18日カリフォルニア州アナハイムOFC/ NFOEC 2013ブース2627 − OFSは、空間分割多重化に向けた数モードファイバシリーズを発売すると発表しました。

数モードファイバは、複数のモードで同時に情報を伝送することにより光ファイバの伝送容量のさらなる拡大を目指す空間分割多重化に対応しています。数モードファイバを利用した空間多重伝送は、今年の光ファイバ通信会議(OFC)でも大きな話題となりました。

数モードファイバは、群遅延時間差の生じるグレーデッドインデックス型2モードファイバ、ステップインデックス型2モードファイバ、ステップインデックス型4モードファイバの3タイプがあります。

OFSは、欧州連合の共同研究開発プロジェクト、MODE-GAPに参加しており、その一環として数モードファイバの開発を進めてきました。MODE-GAPに参加する提携各社がファイバの試験を行っており、すでに複数の結果が報告されています。これまでのところ、6空間モードで57.6テラビット/秒(Tbps)というのが最高の成績です。

OFSについて

OFSは光ファイバ、光ファイバケーブル、FTTX製品、光接続製品、及び特殊フォトニクス製品の設計、製造、及び供給における世界トップレベルの企業です。我々の製造部門及び研究部門が一丸となり、様々なアプリケーションが世界中の人々や機械を結びつける際に、その間を横断する革新的な製品及びソリューションを提示します。大陸間、都市間、近隣間、そして家庭及び企業のデジタル消費者に対し、我々は適切な光ファイバ、光ケーブル、及び効率的で費用効果の高い伝送のためのさまざまな部品を提供しています。

OFSの会社としての歴史は1876年まで遡り、その中にはAT&T(ニューヨーク証券取引所:T)やルーセント・テクノロジーズ(現アルカテル・ルーセント:ニューヨーク証券取引所:ALU)といった技術大手も含まれます。現在OFSは、光通信において数十億ドル規模の事業を有し、世界的リーダーである古河電工の所有となっています。

OFSはアメリカ合衆国ジョージア州ノークロス(アトランタ近郊)に本社を置き、コネティカット州エイボン、ジョージア州キャロルトン、ニュージャージー州サマセット、マサチューセッツ州スターブリッジ、及びデンマーク、ドイツ、ロシアに拠点を有する、世界的企業です。

OFSの詳細については、ウェブサイト(http://www.ofsoptics.com)をご覧ください。

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Sherry Salyer
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