電子情報通信学会から光ファイバ増幅器の技術開発への貢献が認められフェローの称号を受贈

2013年9月19日

当社のシニア・フェロー(注1)で、研究開発本部ファイテルフォトニクス研究所長の大越春喜は、2013年9月18日に福岡工業大学で開催された電子情報通信学会ソサイエティ大会において、電子情報通信学会フェローの称号を贈呈されました。

本贈呈は、「高出力・広帯域エルビウムドープ光ファイバ増幅器の技術開発」への貢献が認められた ものです。大越シニア・フェローは、エルビウムドープ光ファイバ増幅技術が提案された直後の1990年代初頭より、光ファイバ増幅器の技術開発および事業化に取り組み、それらの技術、製品は国内外の光ファイバ通信システムに幅広く適用され、学会や社会に貢献してきました。

今回の贈呈に対して大越シニア・フェローは、「本贈呈は一緒に開発を進めてきた関係者の協力の上で得られたものであり、深く感謝いたします。今後も、これまでの経験を活かし、スマートフォン時代の大容量光ファイバ通信システムを支える光部品技術の開発で指導的役割を果たしていきたい。」と述べました。

なお、電子情報通信学会フェローの称号は、学会規定により、「学会への貢献が大でかつ学問・技術または関連する事業に関して功績が認められる正員に対して」授与されるものです。

贈呈されたフェローの称号

(注1)「シニア・フェロー」は、当社が2011年度に導入した「プロフェッショナル制度」において、国際的に通用する高度な専門知識により、当該専門領域における創造的で斬新なビジョン・中長期の方向性を提案するとともに、自らの専門性の伝承および後進の育成を行う人材として認定された執行役員待遇の専門職のことです。

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