光ファイバ融着接続機「S185シリーズ」を販売開始
〜光部品やファイバレーザの製造用途に最適〜

2019年2月1日

当社は、新たに開発した光ファイバ融着接続機「S185シリーズ」の販売を開始します。
S185シリーズは、偏波保持型光ファイバや大口径光ファイバ等、光部品やファイバレーザの製造において必要とされる特殊機能を搭載した高性能融着接続機です。

背景

近年、光通信の高速容量化に伴い、偏波保持ファイバを始めとする特殊な光ファイバの需要が増加しています。また、加工分野においては、光ファイバレーザの普及が進んでおり、大口径光ファイバの需要も増加しています。これらの特殊光ファイバの接続においては、専用の機能を搭載した高性能融着接続機が必要となります。
従来の高性能融着接続機は、多様な光ファイバの接続機能を一台に搭載した多機能機が主流でした。これらは研究開発用途に適した製品である一方、生産効率が要求される製造用途としては、顧客の要望に十分に応えられていませんでした。
新製品「S185シリーズ」は、“製造用途に最適な融着接続機”を製品コンセプトとして、搭載する機能を製造現場に最適でかつ必要十分なものに限定しました。これにより、大幅な小型化を実現するとともに、コストパフォーマンスも改善することができました。また、新規開発した高精度光ファイバ調心機構を採用し、光ファイバ接続において最も重要とされる低接続損失を実現しました。
新製品「S185シリーズ」は、光部品・光通信機器製造用の高強度光ファイバ接続機「S185HS」、および、偏波保持光ファイバ接続機「S185PM」、光ファイバレーザの製造・保守用途の大口径光ファイバ接続機「S185LDF」をラインナップします。さらに、大口径偏波保持光ファイバにも対応した「S185PMLDF」も製品化を予定しています。

特長


  • 低損失接続

  • 小型・軽量、バッテリ駆動が可能

  • タッチパネルとGUI(グラフィカル ユーザ インターフェース)による簡単操作

  • 「クランプソフトランディング」機能による光ファイバへのダメージ低減

販売開始

2019年2月:S185PM
2019年3月:S185HS、S185LDF
2019年6月:S185PMLDF

環境調和対策について

本製品は「ゼロエミッション」と「省資源」を目指した製品です。S185シリーズでは、製品の共通化設計を行っており、従来の製品と比較して、製品本体の質量は約40%、体積を約50%削減しています。また、梱包サイズは約25%削減しています。そのため、使用する原材料や輸送時のCO2排出量の削減に貢献しています。

備考

2019年2月5日よりアメリカで開催される展示会Photonics West 2019のOFS社ブース(#1559)、3SAE Technologies, Inc.社ブース(#4985)にて展示予定です。

製品のお問合せ先

古河電気工業株式会社
ファイテル製品事業部門 営業技術部
0436-55-8178