古河電工と北海道鹿追町 包括連携協定を締結
~ 地域資源を最大限利活用した脱炭素社会・循環型社会の実現に向けて ~

2022年8月18日

古河電気工業株式会社
北海道鹿追町

古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:小林敬一、以下 古河電工)と北海道鹿追町(町長:喜井知己)は、地域資源を最大限利活用した脱炭素社会・循環型社会の実現を目指し、包括連携協定を締結しました。

背景

古河電工は社会課題解決型事業の創出をマテリアリティ(経営上の重要課題)に掲げ、脱炭素社会・循環型社会の実現に貢献する「環境配慮事業の創出」に取り組んでいます。その取り組みの一環として、2050年カーボンニュートラル実現と持続可能なエネルギーの安定供給への貢献を目指し、二酸化炭素とメタンをLPガスに変換する触媒技術の開発を進めています。
鹿追町は、脱炭素社会・循環型社会の実現に向けた活動に積極的に取り組んでおり、国内最大級のバイオガスプラントによる発電事業をはじめとしたカーボンニュートラル事業を通して一次産業とエネルギー産業の融合に成功しています。

内容

本協定の締結により、鹿追町の地域資源やノウハウ等を活用し、地域課題の解決に資する事業の育成を目指します。具体的な取り組みとしては古河電工が進めるNEDO(注)グリーンイノベーション基金事業「グリーンLPガス合成技術開発」の実証候補地として、共創を開始します。また、二酸化炭素とメタンに加えて、様々な地域資源を最大限利活用した脱炭素社会・循環型社会の実現を目指すとともに、専門人材の育成にも取り組んでまいります。


(注)NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構


包括連携協定 調印式の様子

8月18日(木)に北海道鹿追町環境保全センターにて協定書調印式を執り行いました。

左:鹿追町 町長 喜井知己、右:古河電気工業株式会社 代表取締役社長 小林敬一

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古河電工グループのSDGsへの取り組み

当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。

お問い合わせ先

古河電気工業株式会社
広報部 村越
E-MAIL: fec.pub@furukawaelectric.com

北海道鹿追町
農業振興課 城石
TEL:0156-66-4035
E-MAIL:shiroishi@shikaoi.net

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